中古を買うとき、袋に『落書きあり』とか『モーター不動』と書かれているとためらってしまう。
何も書いていなかったから買ったけど、『汚れていた!』とか『破損していた!』とかで困る事も結構あります。
中古だから仕方がなく、中古を買うからには切っても切れない悩みです。
汚れには、簡単に落とせる埃の汚れや手垢汚れ、たちの悪いものには落書きされていたり、関係のないシールが貼られていたり、シールが剥がされた跡、さらには日焼けしたのか黄色く変色していたり。
破損には、修理が簡単な連結部品の破損、ゴムタイヤの劣化ならまだしも、モーターの不動やら、やっかいな車体プラスチックの割れや電池が接触する金属プレートの錆や電池の液漏れがあったりなど、メーカーにお願いしたいものまでさまざま。
最近は、お店によっては『クリーニングしてから販売』してくれるところもある。
でも、やっぱりなかには・・。
こんな状態のものあったりするわけで。
中の状態は、【中古のプラレール購入記録-01】を参照
でも、いいんです。
最初から自分で家で掃除すると決めていれば、全く気にする事も問題もありません。
少しの時間はかかりますけどね。
自分で掃除すると、不思議と愛着も出てくるんですよ。
掃除に必要な4つのもの
そんなわけで、中古のプラレールを買ってきたらまずは掃除を始めるわけですが。
汚れの中には、頑張っても完全に落としきれない汚れもあります。
また、頑張りすぎて、電車のラインが消えてしまったり、傷をつけてしまうこともあります。
自分の中であらかじめ『このくらい落ちれば満足』というところを決めておくといいでしょう。
シロヤギはこれから紹介する道具で落ちないものについては諦めています。
ただし、使う洗剤は力を入れなくても、傷が付いたり色落ちします。
取扱いには十分注意してください。
左奥から
・電解水
・赤ちゃん用めん棒
・魔法の洗剤(クリームクレンザー)
・タオル2枚
たったこれだけの掃除用具で掃除しています。
電解水
ラベルに顔が描かれているものを使っています。
詰め替え用も売っているし、汚れ落ちもいい。
ただ、手が荒れやすいのと、意図しない電車のラインも落としてしまうのがつらいところ。
魔法の洗剤
今回は全てという事で、魔法の洗剤も載せています。
※魔法の洗剤の由来は【プラレールの屋根の落書き落とし-不動のあさまの掃除編】を参照
1番よりも100番がいいと言っているメーカーのもの。
たぬき母さんから貰ったもので、汚れ落ちには関係ないけどベリーのいい香りがする。
クリームクレンザーなので、研磨剤が入っている。
裏面にはしっかりと『プラスチックには使えません』と記載されている。
確実にダメージを与えているので、取扱い・使用には注意。
使った場所は、水洗いを忘れずに。
タオル
タオルは電解水を付けて拭くものと、仕上げ用の2枚あると便利。
仕上げ用タオルは、なるべく柔らかいものを使用。
硬いものだと、なんとなく細かい傷をつけそうという理由から。
たしか100円ショップで購入したもの。
めん棒
めん棒は、赤ちゃん用の細いやつがいいかな。
あまり太いと、細かいところで使いづらい。
これも100円ショップのものを使用。
あると便利なもの
左奥から
・フタ付きケース
・連結器・ゴムタイヤ・ギア
・ピンセット
・プラスドライバー 2本
・三角ドライバー
・カッター
プラスドライバー
サイズ違いで2本くらいあるといいかな。
100円ショップのもので十分。
三角ドライバー
三角ネジのところは、メーカーは回す事を拒んでいるところ。
持っていれば何かに使えるけど、なくても全く困らない。
ピンセット
車軸からごみを取ったり、シールを貼ったり。
尖っていて危ないけど、先が細めのものが融通が利いて使いやすい。
これも100円ショップのもので十分。
ごみ取り用とシール貼り用の2本に分けると、シールに埃が付着するのを防げる。
連結部品・ゴムタイヤ
掃除するのがめんどくさいから、分解したついでに必ず交換。
ゴムタイヤが劣化し始めて、車輪のプラスチック部分に癒着し始めてると最悪です。
初めて知った事ですけど、連結器とゴムタイヤはカタログには載っていないんですね。
でも、プラレールを扱っているお店であれば、大体置いてあると思います。
見当たらなければ店員さんに問い合わせてみてください。
連結部品は1袋120円、ゴムタイヤは1袋180円くらいです。
定価でよければ、タカラトミーモールでも売られています。
送料が別途かかりますけど。
フタ付きケース
取り外したネジや車輪とかを入れて保管するケース。
掃除が終わってからのネジ探しは非常にめんどくさい。
そして、子供の誤飲防止の為にとても役立ちます。
その他
その他のギアとカッターは、掃除には全く関係なし。
モーター交換とかする場合には必要になるけど・・。
ボンドで止めてあったりと、分解するのに手間と危険があるので勧めません。
ギア割れの異音時には、メーカーさんの修理が一番です。
掃除をする前に
シロヤギが使っている、電解水・研磨剤は、確実に車体へダメージを与えています。
電解水は、車体のラインの色を薄くして、クレンザーの研磨剤は、車体へ磨き傷を付けています。
貴重なものは諦めるのも肝心です。
それから細かい事は書いておりません。
少なくとも、自分で使う洗剤の使用方法はよく読んでから使ってください。
シロヤギは、掃除が終わってから、魔法の洗剤の『プラスチックには使えません』の注意書きを読みました。
使う洗剤によっては、最悪プラスチックが溶けるものもあります。
準備ができたら