洗剤で拭いても研磨剤で磨いても、何でも落ちる白いスポンジでこすっても全く取れない、黄ばみ。
せっかく綺麗に掃除をしても、残っていると気になって仕方がない。
日焼けとかヤニ汚れの黄ばみ。
全体的に綺麗に黄ばんでくれていたらまだしも、こんな感じだとなおさら気になる。
上から見るとさらに気になるシマシマ模様。
もう少しだけ黄ばみが薄くならないものかと、さらに洗ったり磨いてみるけど、結果は変わらず。
もう、再塗装でもしたくなってきます。
車体の黄ばみは解決できる?
たぬき母さんの一声。
『漂白すればいいじゃない。』
・・・簡単に言ってくれるのがいいところです。
準備するもの
・黄ばんだプラレール
・漂白剤
・プラレールをつける容器
漂白剤
酸素系が良いとの事で、ワイドハイターEXパワーを用意。
普段全く、これらを使わないので、たぬき母さんから『そんな高いものを!』と怒られた。
600mlで、280円くらい。
容器
横16.5cm、奥行10.0cm深さ8.0cmの透明に近い、フタ付き容器を購入。
100円ショップ品。
シマシマプラレール
これを試す為に、2件回ってやっと見つけたプラレール。
シールには700の文字があるので、700系の新幹線。
それ以上のことはわかりません。
リサイクルショップで108円で購入。
まずは掃除
まずは、電解水と魔法の洗剤を使い、落とせる汚れは落としてしまう。
黒ずみもすっきり、横側はきれいに。
でも、屋根の部分に変化は無し。
最初の屋根の写真との違いは、連結部品が付いているか取れているか程度。
掃除をしたと言われても、黄ばみに目がいって全くピンとこない。
白く戻す方法
難しい事はありません。
容器にプラレールを入れて、漂白剤を入れる。
後は日光がよく当たる場所に置いて、液が少なくなったら補充して白くなるのを待つ。
たったこれだけ。
注意点
フタ付きの容器を用意したけど、フタは少しずらして乗せるだけ。
密閉すると、破裂の恐れがあるとの事。
子供・ペットの届くところには置かない。
不安定でこぼれやすいところには置かない。
日の当たるところに置く。
経過観察
初日
天気:晴れ
道具も揃った事なので、漂白を始める。
まずはプラレールを容器に入れて、漂白剤を飛散しないように流し込んでいく。
思ったより容器が大きく、600mlの量を入れても足りなかった。
全体がつかるように少し容器を斜めにして、日がよく当たるように窓の近くに置く。
2日目
午前中はくもり、午後から雪
液の量が足りなく、斜めに置いてあるので、詰め替え用を追加購入して補充。
液につけてから29時間経過。
液につかったままなのではっきりしないが、黄ばみが薄くなってきている。
(写真がぶれているのは気にしない。)
3日目
天気:くもり・雪
完全に忘れていてデータなし。
4日目
午前中は晴れ、午後からくもり・雪
液につけてから77時間。
液につけたままの状態だが、ほとんど黄ばみがわからないくらいまでに白くなっている。
もう1日つけておいても良さそうだけど、我慢しきれずに液から取り上げた。
水でよくすすいでから、その後食器用洗剤で洗った。
結果は満足
まずはこの写真。
パッと見はほとんどわからないが、よく見ると、黄ばんでいたところはわかる。
ただ、漂白前と比べると明らかに違うのがわかる。
食器用洗剤で洗ったからなのか、漂白したからは不明だが、車体を触ると『キュッ、キュッ』と新車のような手触りになっている。
ラインは色落ちしていないように思える。
また、700のシールは、液につけていても、水洗いしても取れていないのには驚いた。
感想
プラレールでも、黄ばみを白くする事ができた。
ただ、今回は完全に白くなる前に液から取り上げたため、新品同様に真っ白になるかは不明。
また、白の車両を試したが、他の色でも効果が出るかは不明。
費用対効果を考えると、たとえば同じ700系の中間車両が350円。
漂白剤が280円+200円=480円となり、割に合わない。
古いものを試す場合は。
今では売っていないので値段での対比はできない。
古いとラインが薄くなる(消えてしまう)・シールが剥がれてしまうというリスクがある。
でも、シマシマの黄ばみが取れる魅力がある。
はっきりと、漂白する・しないの答えは出せない。
けど、黄ばんだ車両は漂白剤につけると白くすることが出来るという参考までに。