先日嫁さんのお付き合いでリサイクルショップへ。
時間つぶしにプラレールコーナーを見ていると、1台の気になったプラレールが。
不動プラレール-あさま
- L特急あさま
- 1987年?(THAILAND製)
- 定価:不明
- 2スピードタイプ
- 単2電池1本使用
販売年は「プラレール 超図鑑」を参照
購入時の状態
- 不動
- 屋根への落書き
- 軽いシール・ボディ塗装の劣化
- 連結部分・ゴムタイヤの劣化
パッケージには『動きません』の注意書き。
さらには中間車の屋根には、黄色マジックのようなもので色が塗られている。
落書きは状態により落とすのが難しい。
電池を入れて確認したがやはり動かなかった。
モーターが動く気配が無いので、接触が悪いかモーターが壊れている様子。
修理作業
修理はメーカで受付けています。
メーカ修理は有償となることがありますが、壊れる事や怪我することはありません。
修理はメーカーに依頼することを強くお勧めします。
この記事はモーター交換をメインとしています。
連結器の交換はこちらの記事もご参照ください。
使用した道具
- デジタルカメラ
- ドライバー
- ピンセット
- 半田ごてセット
- 交換モーター
- 交換ギヤ(8歯)
モーターBOXの取り外し
モーターBOXを見ていても原因はわからないのでとりあえず分解。
まずはモーターボックスの取り外しから。
モーターBOXとシャーシは、ネジで止まっているのでネジを外して取り外す。
取り外したネジはなくさないように、ケースに置いておくと紛失防止になる。
モーターBOXの開封
モーターボックスの開封は気を使うところ。
昔のタイプはボンドで接着されている事が少ないので比較的簡単に開けることができる。
ネジは、モーターBOXの右側に1本止められている。
モーターBOXはツメでも止められているので、ネジをとってもすぐ開くことは無い。
折れていることも考えられるので、ネジを取ったら慎重に作業を進める。
勢いよく開けてしまうと、収まっているギヤが飛び出したりギヤの位置がわからなくなってしまう。
ゆっくりと開けていく。
開封後はすぐに写真を撮ることをお勧めする。
モーターの交換
モーターとつながっている金属プレートの取り外しには、はんだごてを使用する。
火傷などには十分注意が必要。
不動の原因がわからないので、今回はモーターを交換した。
ギヤの交換
モーターについているギアが割れていたので違うギアに交換。
モーター部分のギヤは、8歯が使われている事が多い。
四輪駆動の小さな車で使われているものを使う事ができるので、比較的入手は簡単。
ただ、金属で出来ているギヤは、他のギヤを破損する恐れがあるので使用しないほうが良い。
追記
前回交換時には四輪駆動のギヤを使用したが、記事作成後にギヤが手に入ったので交換を行なった。
ギヤのセット
ギヤの交換が終わったら、ギヤをセットしていく。
ギヤが足りなかったり場所を間違えると動かなくなる。
おもりとバネは特に忘れやすいので注意が必要。
モーターBOXを閉める
モーターBOXを閉めるのは意外と手間がかかる。
バネが飛び出てきたり、ギヤの軸がずれていてしっかりとBOXのツメがかみ合わないとか。
ピンセットを使いながら、ゆっくり少しずつ移動させてセットしていく。
最後のネジも忘れずに。
修理終了
無事にBOXも組立て修理作業は完了。
電池を入れて、動作確認するこの瞬間はとても緊張する。
今回は、無事に動くようになった。
ただ、他のギヤで割れているところがあるようで走行音はとてもうるさい。
部品が手に入ったら、この部分も交換することにする。
ギヤの交換
追記
こっちの部品も手に入り交換を行なった。
割れていたギヤは全部で3箇所。
そのうち一つは、写真を見て気がついた。
特に走行に支障は無い為、現状割れたまま。
スイッチONのままで遊ぶとよく割れるギヤ。
電池走行時の音がうるさくなる原因の一つ。
この場所のギヤが割れているのは初めて見た。
残りは中間車両の屋根の落書き落とし。
無事になんとか取れた作業方法は、
プラレールの屋根の落書き落とし で