プラレールより一回り小さいくらいのプチ電車シリーズ。
100円で車両が一台買えるのは、安くて魅力的。
ただ、リサイクルショップで、オークションサイトもビックリする【3両編成で864円】と、ほかのプラレールと同じ値段で売られていた事には驚いた。
そんな話はさておき。
プラレールの修理を行っていると、どうしても代わりとなる部品が必要となってくる。
メーカーから出ているものは、連結部品とゴムタイヤのみ。
ギヤなどは自分探すしかない。
ネットショップでも扱いはあるけど、送料が高い。
今は近くのホームセンターでの扱いを確認したので大丈夫。
それでも分解したくなるのがシロヤギ。
今回分解するのはこの車両。
まずはカバーの取り外し。
シャーシにネジが2本付いているけど、これを先に取っても特に意味は無いので車輪を取り外す。
接着剤で固定されていないので、ペンチで簡単に取れる。
ゴムタイヤ部分には、ギヤが付いているので片方だけ取る。
ネジを2本外して開封するとこんな感じ。
※写真はゴムタイヤ部分を挿しなおしている。
部品は思った以上に少ない。
モーター部分もハンダで留められてはいない。
プチ電車のスイッチ部分は、プラレールと違い、レバーをONにすると、金具が直接動き電気を通すようになっている。
写真はスイッチOFFの状態
プチ電車のゴムタイヤ部分に付いているギヤは【10歯】
モノレールの動力部分のギヤやトミカのカーキャリアと同じ歯の枚数。
ただサイズは半分位しかない。
写真左:プチ電車のギヤ
写真右:プラレールとほぼ同じギヤ(交換に使っているギヤ)
車軸のサイズは1.8
ノギスの誤差は、プラスマイナス0.1
ほぼプラレールのモータの軸と同じ太さ。
もしかすると、1.9かな。
モーターには、ウォームギヤが付いている。
プラレールにもウォームギヤが使われているものもあるけど少し短い。
写真左:プラレールのウォームギヤ
写真右:プチ電車のウォームギヤ
モーターはどの程度のものかは不明。
プラレールには『マブチ』と記入されているけど、プチ電車は何も書かれていなかった。
ただ、オホーツクにはこのモーターが載っているので使える事は使える。
すべての部品
プラレールに使えそうな部品は、モーターくらいかな。
どの程度のものなのかわからないので、速度は遅くなるかもしれないけど。
ギヤは厚さが半分程度である為、負荷がかかるとすぐに歯が折れそう。
ウォームギヤは、まだプラレールで交換した事が無いので保留。
シャーシ・タイヤ・軸は、合わないので使えない。
結果
100円(税前)で買えるのは、安くて魅力的。
100円とは思えない見た目で、少しサイズも小さめなので場所も取らない。
でも、プラレールの部品として使えるものはさすがに無かった。
試してみた
最後に一つ試してみた。
プチ電車の車軸に、プラレールで使っている【8歯】を使ったらどうなるか。
ギヤはさすがに大きいのでギリギリだけど、付けることは出来た。
程よい幅になりプラレールの線路になんなく置く事が出来た。
最初から付いていた10歯と比べた結果、8歯の方が早かった。
同じ車種ではないので、もしかすると車種差も考えられるけど、そうなると、はやぶさのモーターは早いのでモーター目当てで買うのもありなのかな。
ギヤ比の事は全然わからないので、替えることによって速度がかわるのかもわかりませんが。
プチ電車は、スイッチOFFでも手押しで遊べない。
プラレールと違い、ギヤが常にかみ合っているので、スイッチをOFFにしていても手で押して遊べない。
手押しで遊ぶなら、一度分解してモーターかすぐ取れるギヤを取らないとダメなんですね。