
縁があって譲っていただいた1台のプラレール。
きっと、子供が小さい時に一緒に遊ぶために購入され、思い出がたくさん詰まったプラレール。
残念ながら最後は動かない状態で離れてしまったけど、しっかりと修理させていただきました。
車両について
こういう時、知識が無いのがとても困る。
プラレール超図鑑に載っていないため発売時期は不明。
1スピードタイプで、単2電池1本使用
動力車と後尾車両の2両で1編成となっている。
車両状況

電池を入れても全く動かない状態。
シール剥がれも特に無く、目立つ傷も見当たらない。
いつから動かなくなったかはわからないけど、ケースに入れられて保存されていたような気がする。
修理作業
修理はメーカで受付けています。
メーカ修理は有償となることがありますが、壊れる事や怪我することはありません。
修理はメーカーに依頼することを強くお勧めします。
使用した道具
- デジタルカメラ
- ドライバー
- ピンセット
- 半田ごてセット
- モーター
- ピニオンギヤ10歯-1個
モーターBOXの取り外し
手元にあるプラレールで、同じモーターBOXは下記の通り。
(種類については追加予定)
- Mc250系スーパーレールカーゴ
- EH500-10金太郎


まずは裏側のネジを取り外していく
ネジを取ったらモーターBOXの取り外し。
マイナス側のプレートは固定されているので、無理に引っ張ると破損の恐れがあるので注意。
モーターBOXを取り外すときは。マイナス側のプレートを押さえながら外す方が良いと思う。
モーターBOXの開封

モーターBOXのネジを2つ外しカバーを開封。
全てのギヤに割れなどは見当たらなかった。
モーターの不具合

ギヤを全て取りはずしモーターの動作確認。
残念ながらモーターの反応がない。
モーターが壊れていると思われるのでモーターの交換で作業を進めていく。
モーター交換


モーター交換のため、モーター左側のネジを外しスイッチを取り外す。
モーターを取り外すとき、左画の金具が引っかかりなかなか取れなかった。
モーターを少し斜めに押し込むと取りやすいかもしれない。

金具を取り外し、用意したモーターに取り付けていく。
左側が付いていたモーター。
今回は108円電車ではなく、ストックのモーターを使用した。

モーターのギヤに割れは無かったが、一緒に交換。
ギヤは同じ10歯を使用した。
組立て


あとは各パーツを分解前に撮った写真を見ながら確実に戻していく。
スイッチの取り忘れやネジの閉め忘れには十分注意。
ギヤは戻す前に簡単に汚れ落とし。

あとはいつもの掃除をやったら作業は終了。
動画
今回は報告を兼ねて動画を。
ただ楕円のコースを左右3周するだけなので面白みは全くありません。
子ヤギはとても気に入ったようです。
自動で走らせたり、手で押して遊んだり。
前オーナー様、お譲りいただきまして本当にありがとうございました。