見た目はとても綺麗なDD51形1150号機。
特に目立つ傷も塗装の剥がれも見当たらない。
ジャンクの理由は、モーターの故障によるもの。
車両について
- DD51形1150号機
- 2003年製
- 1スピードタイプ
- 単2電池1本使用
車両状況
電池を入れても全く反応しない不動車。
モーターの動作確認をしたが動作せず、接触不良では無くモーターの故障が原因と思われる。
修理作業
修理はメーカで受付けています。
メーカ修理は有償となることがありますが、壊れる事や怪我することはありません。
修理はメーカーに依頼することを強くお勧めします。
使用した道具
- デジタルカメラ
- ドライバー
- ピンセット
- 半田ごてセット
- 交換モーター
交換用のモーターは、100円電車からでは無く を使用。
大きいカメラ屋で、130円程度。
モーターBOXの取り外し
シャーシ裏のネジ2本を取り外してモーターBOXを取り外していく。
モーターBOXには、プラスチックのカバーが付いているのでこれも取り外す。
先の尖ったものを使う必要があるので、指刺しの怪我には十分注意。
カーバーを取るとモーターの金具はハンダ付けされている。
この先の作業に支障があるので、BOXを分解する前にハンダを取り除く。
隙間は狭いので、BOXにハンダゴテが付かないように慎重に。
モーターBOXの開封
モーターBOXにもネジが2本。
開封するときには、針金を曲げたりしないように注意。
ギヤの数は少なめの2箇所。
方向だけ気をつければ、戻すことに難しい事はない。
モーターの交換
交換用のモーターは、タミヤのFA-130 ノーマルモーターを用意した。
モーターをBOXに戻す際、スイッチ側の針金が取り付けずらいので、一度スイッチ側を分解。
モーターに針金を付けてから元に戻すと、あまりイライラしなくてすむ。
ギヤを元に戻す
分解前に写真を撮っておけば、戻す作業に難しい事はない。
ただ、小さいバネは写真に写りにくく、紛失の恐れがあるので注意は忘れずに。
分解時、モーターと針金はハンダで止められていたが、特に問題はなさそうなので交換後はハンダで止めずにそのままにした。
連結器の長さが違う
中古で購入したものは、掃除をして連結器とゴムタイヤの部品交換を行なう。
今回も行なおうとしたが、連結器の長さが違うことに気がついた。
左側がノーマルタイプの連結器約2.6cm。
右側がDD51に付いていた連結器約3.0cm。
交換用の連結器を取り付けてみたが、短くて見た目が悪く、付いていたものを再利用した。
作業終了
電池を入れての動作確認も問題なく作業は終了。
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